医療

住民公開講座のお知らせ

飯塚市の住民公開講座が開催されます。テーマは「認知症があっても自分らしく。住み慣れた場所で暮らす。~元気なうちからみんなで考えよう~」です。

https://www.city.iizuka.lg.jp/korehokatsu/nintisyo/kouza.html

講師の先生は福岡市内で訪問診療、認知症のケアに力をいれてらっしゃる内田直樹先生です。
65歳以上の認知症の患者数は2020年に602万人、2025年には675万人(有病率18.5%)と5.4人に1人が認知症になると予測されていて、認知症になるご本人の治療、ケアだけでなく、それをささえる家族や地域社会の受容力が重要となってきます。(公益財団法人のHPより https://bit.ly/45XUeok)

認知症に接したことがない方は初めての学びの機会として、認知症を抱えるご本人、ご家族は認知症に対する理解深める良き機会として、ご参加いただければ幸いです。

飯塚市 https://www.city.iizuka.lg.jp/korehokatsu/nintisyo/kouza.html
飯塚歯科医師会 https://bit.ly/451N7d9

内田先生の書籍 認知症に寄り添う在宅医療 https://amzn.to/3t5oJu9
たろうクリニック https://taro-cl.com/
内田先生 X https://twitter.com/naokiuchid/

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在宅療養支援歯科診療所

厚生労働省に在宅療養支援歯科診療所の申請を行い、受理していただきました。

在宅療養支援歯科診療所とは

・訪問診療の実績がある

・高齢者の心身の特性、口腔機能の管理、緊急時の対応の研修を終了している

・歯科衛生士が配置されている

・地域の事業所と連携を取っている

などを備えている診療所に与えられる認定です。

これからも地域に貢献できるよう、診療に従事してまいります。

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セミナーのご案内

福岡市の高齢者医療研究会 10月のセミナーのご案内です。

10月のセミナーでは特別講師として飯塚病院 呼吸器内科の吉松由貴先生をお招きして、「チームで考え、地域で支える誤嚥性肺炎の診療」というタイトルでご講演頂きます。

https://sonymed-2021oct.peatix.com/view

吉松先生との出会いは日経メディカルの記事でした。

誤嚥性肺炎に関連して多様なテーマを設定して記事を書かれ、とどいた質問には一つ一つ丁寧にお答えしている先生の執筆活動に、誤嚥性肺炎を抱える患者さんへの深い愛情を感じました。

『ご本人やご家族、それから他職種の抱えているちょっとした違和感も、一つだけでは診断に至るものではなくとも、一つひとつを集めていくと、思わぬところでつながって、全体像が見えてくることがあります。ささいな兆しを導き出し、小さな合図にも気づき、つながりを見出すこともまた、主治医の大切な役割なのです。物理的には距離を取らざるを得ない今こそ、心掛けておきたいと思います。』(https://nkbp.jp/3utZRZJ

『入り口の段階で誤嚥性肺炎であるかどうかを見極めることに必死になるよりも、もしかしたら、誤嚥性かもしれないという認識で丁寧な診療を行う視点の切り替えが、高齢者肺炎の診療には、求められているのかもしれません。』(https://nkbp.jp/39PA1ps

『 むせていますし、熱は出ます。嚥下体操も、なかなか続けられません。でも奥様との生活と、すっかりお気に入りとなったデイケアで過ごす日常があり、食べたいものも食べています。嚥下の教科書的にも、患者さんからしても、満点ではないでしょう。どのあたりを目標点にするのか、どれぐらいなら満足できそうか。1つではない正解を模索することこそ、誤嚥性肺炎と長く付き合うということかもしれません。』(https://nkbp.jp/3B20KuP

10月19日(火)のSONYでは、吉松由貴先生にご講演頂きます。

 タイトルは「チームで考え、地域で支える誤嚥性肺炎の診療」です。高齢者の肺炎の7割は誤嚥性肺炎と言われています。また高齢者は神経疾患や頭頸部癌だけでなく呼吸器疾患を含む種々の疾病や治療に伴い嚥下機能が低下するため、日常的に嚥下への配慮が求められるようになってきます。

 慢性期、在宅へと患者さんが移動するにつれて関わる職種も変化していく中で、各職種が少しずつ知恵をつけておくことで、その積み重ねが患者さんの生活向上につながることになります。チームで情報を共有して地域でつなぐことの重要性や肺炎診療を大きく前進させるかもしれない小さな工夫についてお話し頂きます。

 また後半のパートでは、当研究会の訪問を行っているメンバーから症例提示を行い、吉松先生とディスカッションをいたします。訪問歯科医が思い悩む疑問に呼吸器内科医の立場からご意見頂き、議論を深掘りすることができればと思います。

https://sonymed-2021oct.peatix.com/view

 誤嚥性肺炎は英語でaspiration pneumoniaと書きます。このaspirationには「大切にしている熱望」という意味があると吉松先生にお伺いいたしました。ぜひ、より多くのみなさまに吉松先生のaspirationを感じる機会にしていただければと思います。

 なお、講演に先立ちまして、参加される皆様のご質問を募集いたします。誤嚥性肺炎にまつわる疑問やご質問などがあれば、お気軽に下記フォームよりお送りください。

https://airtable.com/shrL6pVdakx5mBcrx

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

参考資料

日経メディカル 吉松由貴の「誤嚥性肺炎、診療の知恵袋https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/series/yukidr/

誤嚥性肺炎の主治医力 https://amzn.to/39odRdx

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2021年10月のセミナーのご案内

 福岡高齢者医療研究会の2021年10月のセミナーのご案内です。

2021年10月のセミナーでは、飯塚病院呼吸器内科の吉松由貴先生をお招きし、『チームで考え、地域で支える 誤嚥性肺炎の診療』というテーマでご講演いただきます。

https://sonymed-2021oct.peatix.com/view

 吉松先生による飯塚病院のデータでは、原因のはっきりしない誤嚥性肺炎の約3割で嚥下障害をきたす原因疾患が、入院後に新たに見つかっているとのことから、多職種連携による「気づき」の重要性を説かれています。

 歯科医師、歯科衛生士が参加するセミナーではありますが、多職種連携による「気づき」というテーマでは、地域で慢性期の状態で過ごされている患者さんのケアに参加するすべての方におすすめできるセミナーかと思いますので、ぜひお時間を作ってご参加いただければ幸いです。

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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「在宅医療における意思決定支援」

福岡市で在宅医療に取りんでいる「たろうクリニック」という医療機関があり、とくに認知症の患者さんに対する訪問診療を積極的に行われいています。

このたび東京の葛西に新規施設を新設するに当たり、在宅医療における意思決定支援についてオンラインセミナーを開催されました。

意思決定支援におけるとても大きな学びになる講演会となっておりますので、ぜひご視聴ください。

https://www.youtube.com/watch?v=OFKAgLw4_Sc

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